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お茶で「便秘」解消

 

■トウモロコシの「ヒゲ」茶

トウモロコシには「ヒゲ」がついていますが、この「ヒゲ」にはすごい効能があるのです。中国では昔からこの「ヒゲ」を「南蛮毛」と呼んで漢方薬として用いられてきた歴史があります。ちなみに、欧米でも「コーン・シルク」として利用されています。

中国では、「南蛮毛」は利尿薬、利胆薬として用いられてきたほか、腎臓病、肝炎、脚気、糖尿病などの治療薬としても重宝されてきたといわれています。
また、身体にたまった毒を出す生薬としても用いられ、腎臓の働きを活発にしたり、肝臓の解毒効果を高めたり、汚れた血液を浄化したりする効能があるとされてきました。
そのなかでも最も期待できる効能が利尿効果です。
「南蛮毛」を煎じたお茶を飲むと、人によりますが飲んだその日から尿量が増す効果が実感できます。さらに、胃腸の調子がよくなることで便通もよくなり、「便秘」が改善する効果も期待できます。
「南蛮毛」は漢方薬局でも市販されていますが、トウモロコシを食べるときに「ヒゲ」部分を集めてよく洗って天日干しにして使うのもよいでしょう。
煎じてお茶にしたり、スープのだしにもご活用できます。

■トウモロコシの「ヒゲ」茶の作り方

●材料(1日分)
水1?
トウモロコシのヒゲを洗い天日乾燥させたもの  30g

●作り方

①やかんに水とトウモロコシのヒゲを入れ、水の量が2/3程度になるまで煎じる。
②冷やしてもあたためてもよい。冷蔵庫で3日間は保存可能。

*1日600mlくらい飲むのが目安。

腸のぜんどう運動の動きを活発化させる = 質の良い善玉菌を多く腸へ送り込む + 良い食事